サイト改ざんの原因となったのは、2009年3月に世界的に流行が始まった「ガンブラー」と呼ばれるウイルスの一種とみられる。国内でも09年末には従来のウイルス対策ソフトにも検知しづらい改造版が見つかり、流行が本格化した。
サイトが改ざんされても、表示内容は一見通常と同じことが多い。画面をクリックするなどの操作をしなくても、利用者のパソコンがウイルスに感染してしまうのが特徴だ。1月4〜5日までサイトが改ざんされていたモロゾフの場合、その間に最大3960人がサイトを閲覧した可能性があるという。
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